「冗談じゃなくて。キミの思いは重いんだ」
それがキミへの最後の言葉だった
 
それを聞いたキミはただ歪んだ微笑みだけを返した。
それに気付けば良かったんだ
 
キミは強いから キミは優しいから
 
ダイジョウブ
そんな風にキミを誤解していたんだ
どこにそんな根拠があったんだろう
 
それがこんな事になるなんて。
 
 
「重い想いを抱えているからって…沈むわけじゃなかったよ」
キミの最期の声は真夜中の電話だった
 
電話で起こされたせいで電話で何を話したか覚えていないんだ
意識のハッキリしたときなら、止められたかもしれないのに
 
次の日、留守電のメッセージを聞いて愕然とした
 
 
 
 
キミが居なくなったなんて
 
 
水浸しでソラを飛んだキミの顔はとてもキレイだった
ただ、キレイにしてくれた人が居ると知ってとても悔しかった
 
キミは自分でキレイに飾れなくなった
 
ただそれだけ
そう思ってはいても。
涙はとめどなく溢れてくる。
 
どうして素直に言わなかったんだろう。
    『キミがスキだ』



恥ずかしがって結局つたえられなかったこの思いこそが
重い想い――